2011年07月28日

暴走する怪物のような中国の高速鉄道。技術者たちの懸念は最悪の現実となった。

中国には、「四不象(しふぞう)」という変わった動物がいる。

名前に「象」とあるが、ゾウではない。

角(ツノ)は「鹿」、顔は「馬」、シッポは「ロバ」、脚は「牛」という、神話の中の動物でもあり、実在の動物でもある。

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名前に含まれる「不象」とは、中国語で「似ていない」という意味で、「四不象」という名前は、「4つの動物に、似て非なるもの」という意味になる。

この「何とも中途半端な動物」は、先ごろ重大事故を起こした、中国の高速鉄道に喩(たと)えられている。



中国自慢の新しい高速鉄道は、「日本」「ドイツ」「フランス」「カナダ」、これら4ヶ国の高速鉄道の技術を流用して造られたものである。

その外見は、日本の車両にウリ二つであったが、その「安全性」たるや、雲泥の違いであった。

まさに、「似て非なるもの」、「四不象」である。



中国は、各国の技術の「良いとこ取り」したつもりが、それは全く表面的な真似事に過ぎなかった。

例えるなら、ジャケットだけが立派で、肝心の画像がハチャメチャな、海賊版DVDのようなものである。



ここ数年、中国が高速鉄道に投資してきた額は、ハンパなく大きい。中国にとって、高速鉄道は、国の威信をかけた一大事業だったのである。

高速鉄道の一大構想は、1978年、ケ小平氏が日本の新幹線に乗車して感激したことに端を発するという。

日本が東京オリンピックに向けて新幹線を急ピッチで建造したのと同じく、中国も北京オリンピックに向けて、高速鉄道の整備を大展開してきた。



ところが、中国のメンツを丸潰れにする大事故が発生してしまった。

関係者の動揺たるや、如何ほどか。事故直後、証拠隠滅のためか、車両は重機により破壊され、巨大な穴に埋められてしまったという。

事故原因の究明や、今後の事故防止策の検討などは「二の次」とされ、とにかく体裁を繕うことに専心したようだ。

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危ない危ないと言われ続けてきた中国の高速鉄道。

それでも「世界一の速度」にこだわり、日本のもつ「世界一の安全技術」を軽んじた。

蓮舫議員に言わせれば、「2番じゃダメなんですか?」となるのかもしれない。

日本の技術を借りながらも、その技術の「特許」を申請するという厚かましさも見せた。

石原都知事に言わせれば、「天罰」となるのかもしれない。



鹿でもない、馬でもない、ロバでもない、牛でもない。

何者でもない高速鉄道が、巨大な中国を揺るがした。

それでもなお、得体の知れない怪物は、実力以上のスピードで走り続けている。



出典:時論公論
「中国の高速鉄道 事故から見えてきたのは」


posted by 四代目 at 13:26| Comment(1) | 自動車・鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

ガソリンエンジンはまだ進化する。マツダが達成した快挙。燃費30km。

車のエンジンに関する数字。

「3割」と「30km」



「3割」とは、「ガソリン」エンジンの「エネルギー効率」である。

ガソリンを爆発させたエネルギーの「7割」は、「熱や摩擦」により失われる。

たった「3割」のエネルギーしか生かせていないのが、今の「ガソリン」エンジンの現状であり、限界である。

無駄になっている「7割」のエネルギーが活用できれば、ガソリン車の燃費が向上することになる。



「30km」とは、今回マツダが開発した「新型デミオ」の「燃費」である。

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今までのガソリン車の最高燃費は、軽自動車を含めて、「26〜30km」。燃費「30km」というのは、ハイブリッドカーの高みであった。



「ピストンの形状」、「シリンダーとの摩擦」などを徹底的に改善していった結果、燃費30kmを超えるガソリンエンジンが誕生した。

マツダは、このエンジンを「スカイアクティブ」と名づけた。

また、停車中のアイドリングを自動でストップ。つまり、信号待ちなどで車を止めると、勝手にエンジンが切れる。

そして、アクセルを踏むと、わずか一瞬(0.35秒)でエンジンがかかり発進。

停車中の無駄なガソリン消費を、完全に抑えている。



エコカー、エコカーと世界中で連呼され、あたかもガソリン自動車の時代は終わったかの世相である。

ところが、ガソリンの時代は、そう簡単には幕を引かない。

10年後の世界においても、自動車の「9割」がガソリン車であろうと予測されている。

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ハイブリッド車、電気自動車は、世間の注目度のわりには、普及が遅い。

10年後ですら、一部の「贅沢品・嗜好品」の域を脱せない。

それならば、ガソリンエンジンをブラッシュアップするのも一手である。

先述の通り、ガソリンエンジンには、まだ7割の無駄があり、それは改善の余地でもある。



電気自動車のネックは、バッテリーが高額であることである。しかし、ガソリンの価格も、現在高騰中である。

バッテリー価格は普及とともに安くなっていくことが期待されるが、ガソリン価格の動向は全く不透明である。

両者の価格バランスが、今後の車社会の様相を左右することになる。



出典:テレビ東京
[動画]エコカーウォーズ episode10 −ガソリン車の逆襲−
posted by 四代目 at 07:35| Comment(0) | 自動車・鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月15日

破綻からよみがえった名門「ロールス・ロイス」。こだわり抜いた最高級車。

「ロールス・ロイス」というイギリスの車は、押しも押されぬ世界一の高級車である。「価格を無視しても、品質にこだわる」とは、創業者の一人、ヘンリー・ロイスの言葉である。

過去のオーナー達の顔ぶれは、そうそうたるものである。エリザベス女王、エルビス・プレスリー、ジョン・レノン、マイケル・ジャクソン、デビッド・ベッカム‥‥。

最低でも一台4,000万円するといわれる「ロールス・ロイス」。その誕生は、今から100年以上前、1904年までさかのぼる。日露開戦の年でもある。

栄えある第一号車は「シルバー・ゴースト」。その革新的なエンジンは、驚くほど静かであり、振動が極めて少なかった。ボンネットの上に立てた「コイン」が倒れなかったという逸話さえある。この車は、世界的な名声を確立した名車であり、大正天皇の御料車にもなっている。

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ところが、驚いたことに、1971年にロールス・ロイスは破産している。英国病と呼ばれるイギリス経済の低迷もあったが、経営の多角化の失敗であった。

ロールス・ロイスは、その優れたエンジン技術を活用し、ボート、飛行機を造り始める。目標は陸・海・空の制覇である。しかし、残念ながら、飛行機のジェットエンジンの失敗が致命傷となり、経営破たん。国有化を余儀なくされる。

名門・ロールス・ロイスの復活は2003年を待たなければならなかった。2003年に発表された新車「ファントム」は、まさに「イギリス」そのものであり、顧客の要望に完璧に応えるものであった。

この復活を請け負ったのが、ドイツの名門BMWであった。世界21ヶ国から職人中の職人(家具職人や皮革職人もいた)を集め、細部に至るまで徹底して造り込む覚悟を決める。

工場にはベルト・コンベアーもない。職人たちが動き回り、ほとんどを手作業で車を造っていくのだ。一日5台という厳選生産である。

ロールス・ロイスの創業者、ヘンリー・ロイスは「我々が悪い車を作ろうとしても作れない。もし作っても工場の門番が門外に出さないだろう」というほどに、完璧さを追求したものだった。

ロールス・ロイスの伝統ともいえる「静かなエンジン」も実現。エンジンがかかっているのか分からないほど、車内には静寂があった。

ロールス・ロイスの破綻は、顧客から見放された結果ではなかったため、ファンは依然多かった。リーマン・ショックで世界がひっくり返っていた2008年、新生ロールス・ロイスは、1,212台という、過去最高の出荷台数を記録した。

現在、ロールス・ロイスは電気自動車の開発に取り組んでいる。電気自動車の常識を越える、「重くて大きい」電気自動車だ。世界中のファンは、完成を心待ちにしていることであろう。

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出典:イギリス ブランドパワー 
〜ピンチを乗りきる極意〜 「ロールス・ロイス」
posted by 四代目 at 07:56| Comment(0) | 自動車・鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

焦りすぎた韓国、危険すぎる高速鉄道



韓国製の高速鉄道には絶対に乗りたくない。

事故が多すぎる。2月の6両が脱線するトンネル内の大事故(ソウル近郊)はじめ、「これまで41件の事故・故障が発生」。「ガラスの破損例」も多く、亀裂により「モーター減速機が脱落寸前」で大騒ぎ。

「日本、フランス、ドイツに次ぐ4番目の国産高速鉄道」ともてはやされていた時代は、すっかり過去の話で、韓国は今や最も危険な車両を製造する国となった。

「海外輸出を焦りすぎたのではないか?」との声もある。韓国が国産車両の運行をはじめて、まだわずか1年ちょっと。ウサギさんは、ここらで一休みが必要かもしれない。

posted by 四代目 at 08:10| Comment(0) | 自動車・鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

もうそこまで来ている夢の自動車。運転は時間の無駄。

グーグルは人間が運転しない
自動で走る車を開発している。
本当の「自動」車である。

テスト走行22万キロ(地球5周半)において、
事故・トラブルは一切なし。

もちろん公道を走り、
混雑した高速道路を飛ばし、
夜間の山道をも走破。

若者の死因第一位は
交通事故である。

そして、その原因のほとんど全ては
「人間のミス」である。

つまり、人間が運転するから
事故が発生するのである。

自動運転の車の未来は、
交通事故の撲滅につながる可能性がある。

また、走行をコンピューターに任せれば、
今の2〜3倍の量の車が車道を走っても、
渋滞にすらならないという。

なぜなら、コンピューターは
信じられないくらい車間を詰めることができ、
車のレーンも、もっと狭くても平気だからだ。

さらに、車の通勤で無駄になる
運転に費やす時間が有効に使える。

アメリカでは一日平均52分を車通勤に費やす。
アメリカ全土合計で40億時間だという。

燃費も劇的に改善される。
運転方法(急発進・急ブレーキを避ける)によって
燃費を良くできるのをご存知だろう。

自動運転の車は、
将来確実に完成するだろう。

残る問題は、
人間がそれを認めるかどうかであろう。

人間には現実を認めるのに、
想像以上の時間がかかる。

逆に、時間さえかければ
受け入れることができるはずだ。

電卓を使わずに
計算しようとする人は
もういないだろうし、
手で洗濯する人も、もういない。

もっとも、新しい技術が世に出ると、
旧人類は拒絶反応を起こして
おおげさに騒ぎ立てるだろうが‥‥。

危険性を認識しながらも、
可能性を追求してきたのが人類の歴史である。

posted by 四代目 at 13:00| Comment(0) | 自動車・鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする