2011年07月25日

金欠により、核兵器が買えなくなったロシア。思わぬ形の核軍縮で、7年早く目標達成。

ロシアの「核兵器」の数が、見る見る減っているという。

ソ連時代に貯めるだけ貯めこんでいた「核兵器」が、続々と「退役」しているからである。



新しい「核兵器」を補充しようにも、近年、核兵器の「値上がり」が目覚しい。

ミサイル一基あたり「100億円以上」も値上がりしている。

買いたくても買えなくなってしまったのだ。

その結果、ロシアはアメリカと決めた「核軍縮」の約束を、「7年も前倒し」で達成してしまった。



じつは、今回の「核軍縮」条約に、ロシアはアメリカよりも「消極的」だった。

「核のない世界」を標榜するオバマ大統領は、核弾頭を「1000発以下」に削減しようと提案した。

しかし、ロシアは「中国を抑えつけないといけない」と言って、アメリカの案に反対。

最終的に、アメリカの提案した1.5倍の「1550発」という数字で落ち着いたのである。



ところが、今回発表されたロシアのデータでは、核弾頭数は「1537発」と、すでに目標を達成してしまっている。

かたや、核軍縮に積極的だったアメリカはというと、まだ「1800発」もある。

ロシアのメドベージェル大統領は、「スターリン時代なら銃殺ものだ」と、国防省をたしなめたというが、予算を割いてくれないのだから、ミサイルが買いたくても買えないと、国防省は愚痴をこぼす。



まさか、こんな形で「核兵器」が世界から減ってゆくとは…。

先進各国は、借金の上に借金を重ねる状況が続いているが、世界平和のためには、そのぐらいが丁度よいのかもしれない。

マネーのパワーは、核を上回るほどの破壊力である。





posted by 四代目 at 07:34| Comment(0) | 原子力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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