2011年07月03日

まさかのトウモロコシ先物の急落。先月まで史上最高値であったのに、なぜ?

6月30日、アメリカの「トウモロコシ」先物価格が、「急落」。

7月限が最大で12%の下落、9月以降の限月も値幅制限いっぱいに下落。

6月初旬には、「史上最高値」まで高騰していたため、この急落のインパクトは多大であった。



4月〜5月、アメリカ東部の「コーンベルト」は、「過剰降雨」と「洪水の被害」。

「コーンベルト」とは、アイオワ州、イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州が主な構成州であり、この4州で国内のトウモロコシ生産高の約50%を占めている。

そのため、トウモロコシの作付けは遅れ、秋の収獲は充分ではないだろうと、農務省がレポートを発表した。

その結果、トウモロコシの先物は上値追いとなり、ついには史上最高値にまで手が届いていた。



しかし、今回の発表では、第二次世界大戦後、「2番目に多い」作付けが確認されており、6月1日の在庫に関しても、予想を大きく上回る量があることが判明した。

前回の発表が予想の域を出なかったのに対して、今回の発表は「農家への調査」を踏まえたものだった。

そのため、トウモロコシの先物価格は、一気に下落へと転じたのである。



それに付随して、「農機メーカー」、「食品加工会社」の株価も「反発」。

これらは、収獲増のトラクターの消耗、食品加工の原材料費の低下を見込んだ動きであった。



トウモロコシの収獲増は、農家とっては朗報であったかもしれないが、投機筋には手痛い打撃となったようだ。



出典:WSJ



posted by 四代目 at 14:41| Comment(0) | 農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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