2011年05月31日

手の内を見せはじめた中国。アメリカとの軍事交流を再開。



アメリカと中国。この2大国の「軍事交流」が復活した。

交流は復活しても、米中間には大きな2つの軍事問題が横たわる。

それらは、「台湾への武器供与」と「中国沿岸でのアメリカ軍の偵察行動」であるという。



そもそも、米中の軍事交流が中断したのは、「アメリカによる台湾への武器供与(2010年)」が原因である。

現在、台湾はアメリカに「F-16戦闘機66機」の供与を求めている。

中国は、できればこれを阻止、無理なら「質を落とした兵器」に誘導したいと暗躍している。



アメリカ軍の偵察行動に関しては、過去に2つの事件が起きた。

2001年のアメリカ偵察機(EP-3)が中国海軍機と衝突、その後の中国による乗員の身柄拘束事件。

2009年のアメリカ海軍艦(インペッカブル)への、中国艦船による進路妨害事件。



尖閣諸島を含み、海洋権益の拡大を図りたい中国。

先日も、中国は南シナ海でベトナムの探査船の調査用ケーブルを切断した。

アメリカとの軍事交流により、中国はアメリカとの摩擦を、外交手段を使って懐柔してゆく野心がある。



軍事交流は「強者の論理」だという。

「強者は軍事力の『手の内』を明かすことで優位にたてる」

中国も「手の内」を明かすほどの自信がついたということか。

弱者は「弱み」を必死で隠し、虚勢を張り続けなければならない。



「強者の論理」は「貿易の自由化」にも通ずるという。

「輸出競争力のある強者は、弱者の国内市場を駆逐する」

戦後のアメリカは、この手で日本に貿易の自由化を強要した。

「自由」という美名は、大儀を得やすいが、その実、強者が必ず勝つというハンデなしの戦いに持ち込まれる。



中国も、そろそろハンデが不要になったのだろうか?



posted by 四代目 at 14:50| Comment(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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