「神話を教えなくなった民族は100年続かない」
歴史学者、アーノルド・トインビーは
世界中の民族を研究して、こう言った。
第二次世界大戦以降、
日本の教科書に「神話」はない。
戦後の日本を支配したアメリカが、
「天皇の系譜や日本書紀などの建国の話を
危険思想として教えることを禁じた」からである。
世界の国々で、自国の建国の歴史を教えない国はほとんどない。
むしろ、自慢げに国の歴史を語る国民がほとんどだ。
ところが、日本人は建国の歴史を知らないほうが普通で、
自国にあまり自信を持っていない。
それほど、戦後のアメリカ支配によって植えつけられた
日本人の罪悪感は強烈だったのだ。
アメリカがことのほか丁寧に日本人の意識を変えたのは、
「天皇」に関する事柄である。
現在、日本の教科書に天皇の記述はたったの4行、
「戦前は絶対的な主権者だった天皇が、
戦後その地位を追われ、国民が主権者になった。
天皇はもはや象徴である。」という主旨。
我々が常識としている「象徴としての天皇」がここにいる。
しかし、竹田氏は言う、
「天皇主権の主権と、国民主権の主権とでは、全く意味が違う。
天皇のそれは権威であり、国民のそれは権力である」
そして、それは「戦前も戦後も何ら変わっていない」と。
過去の日本を振り返れば、
天皇が権力を握って、政治を行った例は極めて少ない。
「天智、天武、持統、宇多、醍醐、後醍醐天皇」くらい。
あとは幕末に孝明天皇が一時権力を握ったほかは、
ポツダム宣言の受諾のみ。
つまり天皇の主権とは、大昔から権威であり、
「戦前も戦後も何ら変わっていないのである」
それが、戦後の喧伝によって、
あたかも天皇が主権者から
「象徴」に転落したかのごとき錯覚に
日本人は陥ってしまっているのだそうだ。
そんな戦後の歴史を経て、日本は
「日本が好き」という人が4割しかいない国民となった。
これは先進国中「最下位」であり、異常な数字である。
戦後のアメリカが恐れたのは、
あまりにも優秀な日本の国民性だったという話は、
時代を経るにつれて、真実味を増してくる。
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