2011年04月15日
太陽エネルギーだけで昼夜24時間飛び続けた快挙
太陽エネルギーのみでの飛行は可能か?
ライト兄弟の初飛行から、およそ100年、
その夢は現実となった。
最大の課題は、
太陽の光が全くない「夜間」も
飛行を続けることだった。
昼の間に、充分にバッテリーを充電できるのか?
その最大の障害となったのは「風」であった。
高度が上がれば、風は増す。
風が増せば、機体を維持するためにエネルギーを消費する。
あまりに強い向かい風は、
バッテリーの「充電する量」よりも
「消費する量」のほうが多くなってしまう。
昼間にエネルギーを貯められないと、
夜間飛び続けることはできない。
実験では、予想以上の強風にエネルギーを奪われ、
やむなく高度を下げ、風を避けることとなった。
また、パイロットの環境も苛酷であった。
機体の軽量化のために、操縦室は外気とほぼ同じ状況。
昼は30℃を越え、夜はマイナス10℃を下った。
そのため、夜間に飲み水が凍ってしまうというトラブルも。
幾多のトラブルを克服し、
飛行時間26時間、飛行距離1000キロという
大偉業は見事達成された。
プロジェクトリーダーは語る。
「人類にとって、月に立つことも偉大だが、
今後は、化石燃料を使わないことのほうが
より大きな課題になるだろう。」
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